捨てる神ありゃ拾う神あり

来週はまた寒波が来るそうですね。正直、寒さはお腹いっぱいなのですが、自然の事ですから仕方がありません。観念いたします。

今日は、撮影用の小物を探して都内をウロウロしておりました。そして私にとってのお宝を発見!!1930年代に製造されたLeica D2です。もうこのヤレ具合の佇まいがたまりません。エルマーレンズも付いていますが、レンズカバーなどはナシ。恐らく修理してカメラとして使うことは無いかもしれませんが、撮影小物として登場してもらう機会は増えそうです。言うなれば、やる気のあるご老人の再雇用みたいな感じですね。

私は別に懐古主義ではないですし、Leica至上主義でもありません。そして高価なものが全ていいとも思いません。ただ、様々な分野における歴史の中で名を残すものには何かしらの理由があると考えており、それが何なのかを私なりのフィルターで解釈したいと思っています。この古びたカメラに心を奪われたのは、単純にこれだけ年数が経ち、第二次世界大戦も生き抜き、塗装も剥げ(刻印のところは意図的に削られたのでしょうね)、使い込まれたものなのに、疲れ切った感じではなく「どうだい?私の生き様は。捨てたもんじゃないだろう?」と言わんばかりの佇まい。それだけです。当のカメラは、カメラとしてまだ頑張りたいのかもしれませんが、あいにく私は「あなたに刻まれた歴史の跡を私のために活かさせてください」とお願いしてしまいます。笑

いつか私が終わりを迎えたとき、家族に「なんだこれ!?」と捨てられないよう、「もしもの時は、古びたLeicaと書かれたカメラを棺桶に一緒に入れてください」と書き置きしておこうかな。